DHLは3月2日、バークレイズ・キャピタルが国際エクスプレスサービス利用時に発生する二酸化炭素排出量を相殺するため、DHL Expressのカーボンニュートラルな輸送サービス「DHL GOGREEN」を採用したと発表した。
これはバークレイズ・キャピタルにとって、アジア・太平洋地域全体での二酸化炭素排出量削減に向けた初の取り組みとなる。
カーボンニュートラルな輸送サービス「DHL GOGREEN」は、配送地点間で排出される二酸化炭素量を計算することによって、より環境に配慮した輸送オプションを企業に提供するもの。
インド、ブラジルでのバイオマスや水力発電所、中国の風力発電所などの認定を受けた二酸化炭素マネジメントプログラムに再投資することによって、排出される二酸化炭素と同量の二酸化炭素を削減し、排出量を相殺する。
バークレイズ・キャピタルが2010年6月に「DHL GOGREEN」を採用して以来、DHL Expressがアジア太平洋地域で同社に代わって相殺した二酸化炭素排出量は、3万3420kgに上る。