極洋が8月5日に発表した2012年3月期第1四半期決算によると、物流サービス事業セグメントの売上高13億3700万円(前年同期13億9300万円)、セグメント利益は4900万円(セグメント損失5400万円)だった。
物流サービス事業の内、冷蔵倉庫事業では、営業力強化と事業の効率化に努めたが、売上、利益とも前年同期並みにとどまった。
冷蔵運搬船事業は、期初に市況回復の兆しが見られたが、主たる貨物である中南米産バナナの不作と北アフリカ諸国での消費不振などから、依然として先行きに予断を許さぬ状況で推移した。
この結果、前年同期に比べ売上は下回ったが、一層の経費削減に努め利益は改善した。