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ラストワンマイル物流事業/スマートロッカー用い南アで実証実験

2020年09月25日/国際

アフリカと日本・アジアの技術・投資を通じた連携を促進するアンドアフリカは9月25日、スマートロッカーによる配送サービス「ECD (Easy Collect & Drop)」のヨハネスブルグ (南アフリカ)での実証実験を開始したと発表した。

<ECDの解説ビデオ>

これは、アフリカでのラストマイル物流の課題解決に貢献するため、アンドアフリカがスマートロッカーを用いた配送サービス「ECD (Easy Collect & Drop)」の南アフリカでの提供開始に向け、実証実験を開始するもの。ユーザーは、スマートロッカーを通じて簡易に郵便物の送付、受け取り、保管を行うことができる。

今回、ヨハネスブルグ市内中心部の大型居住エリアに位置するショッピング施設に9月25日よりECDを設置し、実証実験を開始する。また、ヨハネスブルグ市内の大規模集合住宅にも近日中の設置を予定している。

利用可能なサービスオプションは「最終目的地への配送:最寄りの集荷先ロッカーを選択、また最終配送先の住所を入力する。集荷用に指定した最寄りのロッカーに荷物を預け入れると、最終配送先の住所まで荷物が運ばれる」「ロッカー間での配送:集荷、配送先の2つのロッカーを指定し、集荷用に指定したロッカーに荷物を預け入れると、配送先のロッカーまで荷物が運ばれる」「オンライン購入商品の受け取り及び返品:アンドアフリカ提携先ECサイトで商品を購入すると、配送オプションとしてECDを選択することができる」「保管:ロッカーに24時間に荷物を保管することができる」というもの。

​EC企業・物流企業は配送効率を上げるとともに再配達コストを最小化でき、最終消費者は簡易かつ安価にP2Pでの荷物の送付・受け取りが可能となる。

また、ECDは2021年初旬に南アフリカでの正式ローンチを予定しており、南アフリカ全土への事業展開を目指す。その後はエジプト、ナイジェリア、ケニア、ガーナへとアフリカ各国への展開を目指すとしている。

■会社概要
会社名:アンドアフリカ
所在地:東京都台東区柳橋2-14-2(本社), 37 Maple Drive, Kyalami, Johannesburg(南アフリカ支店)
設立:2017年5月8日
資本金:1750万4309円
ウェブサイト:https://andafrica.co.jp

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