＜相模原支店＞
＜名古屋西支店＞
＜龍ケ崎支店＞
次のステップはシミュレーション
―― 今後Domoに期待する点とは。
貫名 これまでも十分すぎるほどフォローしていただいていますが、まだスモールスタートで導入したばかりなので、これまでと変わらず厚いフォローをお願いしたいと思います。今の所は、まだまだDomoの力をフルに活用していませんので、徐々にレベルを上げていきたいと思います。
―― 今後レベルを上げることで目指したい次の具体的な目標とは。
貫名 そうですね。今の所月次の領域だけですので、日次レベルでの管理も行っていきたいと思っています。今は社内向けの用途として活用しているだけですが、顧客向けの提案業務に活用していきたいと考えています。例えば、顧客が物流拠点配置の課題を抱えている場合、弊社側でどの地域に拠点を配置するのが合理的なのか、どのくらいの大きさの延床面積が適当なのかをデータ分析に基づいて提案することができますからね。最適な物流拠点の配置案をこれまでとは比べ物にならないスピードで提案できることになります。さらに、Domoは顧客とのコミュニケーションツールとしても役立てられると思っています。
水野 次のステップとしては、ぜひシミュレーションをやってみたいと思っています。今後の物量予測などをDomoのデータ分析から導き出せれば、様々な効率化施策の立案が可能になるものと思っています。
―― ロジスティクス部のDomoによるDX推進の動きですが、社内でのDX推進の動きはどのようになっていますか。
貫名 この4月にセイノーホールディングス内にトランスフォーム推進チームが設置されており、こちらを中心にグループ内のDXを推進していくことになります。また、各部署ではデジタル化の推進に向けて、それぞれの部署で取り組んでいる段階です。ロジスティクス部では、Domoを導入して業務・営業に役に立つ情報をどんどん提供していくこと、それが積み上がってくるとDXに繋がるものだと思っています。会社もロジスティクスには非常に力を入れていますので、やりがいのある業務だと思っています。
―― 御社はここ最近、全国各地で物流拠点を開発していますが、これらのセンターもDomoのシステムで実績を管理していくわけですね。
貫名 そういうことです。先に申しましたロジ・トランスの拠点ですが、今年の9月には相模原支店がオープン予定です。来年1月には龍ケ崎支店、2月には名古屋西支店がオープンし、Domoでデータ管理するロジスティクスの対象拠点は拡大し、どんどん増えていきます。社会はデジタル化からDXへ、流れは加速していますので、物流業界の中でもいち早くDX推進を図るロジスティクス部でありたいですね。
■今後オープンする西濃運輸の物流センター(ロジ・トランス)の概要
相模原支店
所在地：神奈川県相模原市中央区田名 GLP ALFALINK相模原Ⅰ ５F
延床面積：（TC）4620.429m2
（DC）8640.45m2
入居開始：2021年9月1日予定
名古屋西支店
所在地：愛知県あま市七宝町伊福十七 12 番
延床面積：2万8440.48m2
竣工：2022年2月予定
龍ケ崎支店
所在地：茨城県稲敷郡阿見町よしわら二丁目 27-1 敷地面積：4万2127.40m2
1Fプラットフォーム 185.7８m×40m
2F物流倉庫 8777.98m2
竣工：2022年1月予定
■Domoのセミナー案内
タイトル：物流 x DX – なぜ物流業界でDomoの採用が進むのか
概要：物流企業がDXを実現していく上で重要な要素の「データ活用・データ経営」を可能にする、DomoのModern BIプラットフォームを業界事例を交えて紹介。
https://www.domo.com/jp/company/events/domo-demo-day-220622
開催日：6月23日（水）11:00 – 12:00 予定
■プロフィール
貫名 忠好（ぬきな ただよし）
西濃運輸 ロジスティクス部 部長補佐
水野 佑真（みずの ゆうま）
西濃運輸 ロジスティクス部ロジスティクス課
足達 正史（あだち まさし）
ドーモ コーポレートプランニングマネージャー
