日本郵船、郵船商事、レクザムの3社は3月26日、再生ポリエステル繊維を使用した自動車固縛用ベルト「eco CLASPER(エコクラスパー)」を新造自動車専用船「ELDER LEADER(エルダーリーダー)」に本格導入した。
最初の導入船となる「ELDER LEADER」で使用する乗用車用固縛ベルトすべてにeco CLASPERを採用。再生原糸を99.5%使用しており、製織工程で排出されるGHGは、一般的な石油由来の原糸製品に比べ約28.3%削減。日本郵船が運航する全自動車専用船(約120隻)に展開した場合、年間で約400tのGHG排出削減が見込まれる。
自動車専用船で使用される固縛ベルトは使用本数が多く、石油資源の消費や使用後の廃棄処理が課題となっていた。これらの課題に対応するため、3社は資材の環境負荷低減に向け、2022年から再生ポリエステル繊維を用いた新しい固縛ベルトの共同開発に取り組んできた。
2024年以降、強度・耐久性を確認するため、「CASSIOPEIA LEADER(カシオペアリーダー)」をはじめとする自社運航による自動車専用船で試作品の実運用試験を重ねた結果、日本郵船の安全基準を満たしていることを確認し、従来品と同等の耐久性を持つと評価されたため、正式導入に至った。
日本郵船/LNG燃料自動車専用船12隻連続建造計画のうち1隻を竣工・命名
