ROMSは4月7日、最適な梱包サイズを提案する「梱包アシストAI」に、「インナーカートン(内箱)対応」と「梱包対象外設定」の2機能を実装したと発表した。
「梱包アシストAI」とは、3DパッキングシミュレーションとAI技術を組み合わせ、梱包業務における「箱選びの迷い」をゼロにする支援ツール。AIが膨大な商品の組み合わせの中から最小の容積を瞬時に導き出し、最適な箱サイズを推奨する。商品をどの向きでどの順番に入れるべきかも、3Dビジュアルで視覚的に指示する。
ただ、物流現場では、「24本で1箱として扱う」「この商品は専用ケースがあるため同梱しない」といった、計算ロジックだけでは判断できない固有のルールもある。
すべてをAIの自動学習にゆだねると、イレギュラーなことがあった場合の誤った学習が起き、オペレーションを混乱させてしまう。そこで、「高度な計算はAIに」「運用のルール定義は人間に」というハイブリッドなアプローチにした。
具体的には、商品単体(ピース)が特定の数量(例:24本)に達した際、自動的に「内箱」として認識し、梱包計算する。「24本なら内箱1つ、余った1本はバラで」という現場の判断を梱包アシストAIが担う。
また、既に配送用の荷姿になっている大型商品や、他商品との同梱が適さない商品を、計算対象から除外する。商品マスタ上で「計算対象外」を明示することで、AIが無理な同梱提案をすることを防ぎ、現場でのやり直しや迷いをゼロにする。
今回の機能追加は、AIがブラックボックス化して自動更新するのではなく、現場の違和感を管理者がキャッチし、商品情報を正しく修正することで、システム全体の精度を恒常的に高めていく運用を想定している。
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