NX総研は4月8日、2026年度の経済と貨物輸送の見通し(改訂)を発表した。
2月末に米国・イスラエルがイランに軍事攻撃を行ったことに伴い、世界経済が混迷する中、日本経済においてもその影響が懸念されている。
発表によると、日本経済の2025年度の実質経済成長率は1.2%増と、前年度のマイナス成長(0.2%減)からプラスへ反転した。2026年度の実質経済成長率は、1.0%増と前年度より若干減速する見通しとなっている。
国内貨物輸送については、総輸送量は2025年度通年で2.9%減、2026年度は0.3%減まで改善するも、5年連続の減少となる見通し。
国際貨物輸送では、外貨コンテナ貨物の輸出は2025年度は0.2%の減少、2026年度も1.1%減とマイナスの見通しとなっている。輸入については、2025年度は2.4%の増加、2026年度も2.8%増とプラスの見通し。
<荷動きの実績(見込み)と見通しの「荷動き指数」(速報値)>

企業物流短期動向をみると、2026年1~3月実績の国内向け出荷量「荷動き指数」は3ポイント低下しマイナス7。4~6月見通しでは4ポイント改善し、マイナス3の予想ながら、下振れの可能性もあるとしている。
業種別「荷動き指数」では、全15業種中過半数の10業種において前期(2025年10~12月)実績より低下。プラスの業種は4業種で、ゼロ水準が2業種、残り9業種がマイナスとなった。4~6月見通しでは、9業種で上昇する予想ながら、プラスは5業種にとどまる見込みとしている。
NX総研/10~12月荷動き指数マイナス4、2026年1~3月は低下する見通し
