山九と伊藤忠商事は4月9日、東南アジアでプラント機器メンテナンス事業を展開するSWTS Asiaの全株式を取得することで合意したと明らかにした。
SWTS Asiaは、製油所・石油化学プラント・発電所・船舶などの主要な構成機器メンテナンスを主力事業とする東南アジア最大手の企業。
シンガポールを拠点にタイ、ベトナム、インドネシア、マレーシアなどにも展開しており、高度な技術力や幅広い機器への対応力、50年以上にわたる実績と顧客からの厚い信頼を強みに、東南アジアで事業を拡大してきた。
近年では従来の重工プラント分野に加え、データセンターや半導体関連設備向けのメンテナンスサービスにも事業領域を拡大しており、今後もさらなる成長が期待されている。
山九は、基本理念である「人を大切にすること」のもと、これまで培ってきた技術・技能とノウハウを生かし、国内外で事業を展開しているが、現場管理・監督者や技能者の不足といった課題に直面している。
今後は、山九の強みである技能・動員力といった現場力と長年培ったメンテナンスの知見に、伊藤忠商事の経営ノウハウや国内外の幅広いネットワークを結集することで、SWTSの経営基盤と競争力をさらに強化し、顧客への提供価値を一層高める。
■SWTSの概要
会社名:SWTS Asia
本社所在地:10 Gul Avenue, Singapore 629654
創業:1973年
事業内容:プラント関連機器の保守・修繕・供給
伊藤忠商事/エニキャリと協業、ラストマイル一体型サービス提供目指す
