JR東日本スタートアップ、ECOMMIT、アトレ、ジェイアール東日本物流の4社は4月9日、駅や駅ビルを起点とした資源循環モデルの実証実験を開始すると発表した。
ECOMMITが提供する資源循環サービス「PASSTO(パスト)」を活用し、衣類や生活雑貨の回収および再流通を行い、地域における持続可能な資源循環モデルを構築することが目的。
<連携の概要>
背景には、環境問題や原材料高騰による物価上昇などの社会課題がある。資源循環を持続可能な取組としていくためには、不用品を集める回収拠点・物流・選別・リユースによる「再販売・再流通」といった複数の機能を、経済性を担保したうえで成立させる必要がある。
今回の実証では、JR東日本グループが持つ駅や商業施設といった生活圏のインフラを活用し、日常生活の導線上にPASSTO回収拠点を広げ、ジェイアール東日本物流の物流ネットワークを生かして効率的に運ぶことで、回収から再販売・再流通までをつなぐ新たな資源循環モデルの構築を目指す。
駅や駅構内の商業施設向けに構築されている物流網や帰り便を活用し、これまで分断されがちだった資源循環プロセスをつなぎ効率的で環境にやさしい集荷・輸送オペレーションを実現。環境価値の創出だけでなく、事業として持続可能な循環モデルの可能性を検証する。
実証実施エリアは常磐線沿いを予定しており、今後は他沿線への展開も視野に、物流拠点において選別機能の一部を担うことによる、さらなる効率化やコスト最適化も検討している。
