日本郵船は4月10日、インドネシア・パティンバン港の自動車ターミナルに自動車専用船「HYPERION LEADER (ハイペリオン・リーダー) 」が初寄港したことを記念し、ターミナルの運営会社であるPT. Patimban International Car Terminal(PICT)と共同記念式典を現地で開催した。
式典には、インドネシアの港湾・税関関係者、日本大使館、国際協力機構(JICA)、自動車メーカー各社、ターミナル運営会社の株主関係者らが出席。ターミナルの運用能力を実船で確認するとともに、インドネシアでの自動車物流の新たな選択肢を関係者と共有する機会になった。
パティンバン港は、インドネシア政府主導で開発が進められている新港で、2018年から段階的に整備。2021年には自動車専用ターミナルが完成し、現在も拡張工事が進行している。
ジャカルタ首都圏に集中する物流機能の分散と、自動車産業の輸出入円滑化が期待されており、日本郵船は2023年にPICTの株式の25%を取得し、ターミナル事業に参画した。
■ターミナル概要(数字は今夏完工予定の拡張工事後のもの)
岸壁全長:690m
水深:12.5m
完成車保管ヤード面積:約36ha
完成車保管能力(年):最大80万台
所在地:Pelabuhan Patimban, Kecamatan Pusakanagara, Subang, West Java 41255, Indonesia(ジャカルタ市中心部から120km東)
■ターミナル運営会社概要
名称:PT. Patimban International Car Terminal
設立日:2021年11月
事業内容:自動車ターミナルの運営
株主構成:豊田通商グループ34%、トヨフジ海運26%、日本郵船25%、上組15%
日本郵船/LNG燃料自動車専用船12隻連続建造計画のうち1隻を竣工・命名
