STOCKCREW(ストッククルー)は4月17日、千葉県八千代市の「プロロジスパーク八千代2」で、プロロジス、特定荷主とともに実施した経済産業省の「持続可能な物流効率化実証事業」に関する成果報告を行い、6種類の自動化・省力化機器の導入などにより、荷待ち・荷役時間の92%削減などの効果につなげたことを明らかにした。
実証事業の計画名は「次世代標準物流センター構築プロジェクト」で、補助対象経費は約5億7000千万円。
補助率は1/2で、実証期間は2026年2月1~10日(10営業日)を中心に、前後の準備・検証を含めて約7か月間。
<導入されたAMRや仕分けソーターなどの機器>
実証事業では、マルチテナント型の既存物流施設である「プロロジスパーク八千代2」の4階に、「ピッキングアシストロボット(AMR)」「宅配サイズ商品仕分けソーター」「DM仕分け機」「シュリンク機能付き封函機」「DMサイズ自動梱包機」「自動給袋包装機」の6種類の自動化設備を一括導入し、WMS(倉庫管理システム)と連動させることで、EC物流のボトルネックを構造的に解消できるかについて実証を行った。
荷待ち・荷役時間については、ソーターの導入と人員配置最適化の組み合わせが奏功し、トラック1台当たり60分から「0~5分」に平均92%削減。
50~60人規模の人員を必要としていたピッキング作業は、AMRを110台(導入費用約1億1000万円)を導入することで平均21人まで低減している。
検品・梱包工程については、目標を下回ったものの、1日当たり445人時から330人時に改善した。
なお、プロロジスでは「プロロジスパーク八千代2」をロボットフレンドリーな物流施設と位置づけ、無人フォークリフトやAMRのフロア間の縦移動を可能にするインターフェイスを実装するとともに、XYZ Robotics製のバンニング/デバンニングロボット「RockyOne」を施設内に導入し、入居企業に提供している。
<「RockyOne」のデモ稼働>
ストッククルーでは、「プロロジスパーク八千代2」での自動化オペレーションを、現在の4階に加えて5・6階にも展開する計画としているほか、今後予定している物流倉庫拠点の拡張計画にも組み入れるなど、「横展開」につなげる構想を掲げている。
プロロジス/ECで経産省「物流効率化実証事業」の自動化プロジェクトに参画