ブラザーロジテック/クラウド型WMSと自律走行型ロボで作業時間60%減、保管効率2倍に

2026年04月20日/IT・機器

セイノー情報サービスは4月20日、ブラザーロジテックがセイノーのクラウド型WMS「SLIMS」を導入し、名古屋市港区にある港第1倉庫では自律走行型ロボット「HAIROBOTICS ACR(ハイロボ)」と組み合わせ効率化につながったとして、その取り組みを公表した。

作業者が倉庫内を歩かずにピッキングできる環境を整え、作業時間は60%短縮、保管効率は2倍にアップする効果があったという。

<ブラザーロジテック港第1倉庫 ハイロボエリアの風景>20260420seino1 - ブラザーロジテック/クラウド型WMSと自律走行型ロボで作業時間60%減、保管効率2倍に

ブラザーロジテックは名古屋市内を中心に複数拠点を運営し、入荷から保管、出荷まで一貫した物流サービスを提供している。

長年利用してきたオンプレミス型WMSの老朽化が進み処理速度やシステム連携に課題があったこと、作業者の高齢化に伴い倉庫内の移動や身体的負担も課題となっていたことから、「SLIMS」を採用。さらにハイロボを導入した。

<「SLIMS」とハイロボによる業務の流れ>
20260420seino2 - ブラザーロジテック/クラウド型WMSと自律走行型ロボで作業時間60%減、保管効率2倍に

港第1倉庫では、従来は作業者が倉庫内を移動してコンテナを取りに行く必要があった。ハイロボにより天井高5.5mの空間を最大限に活用でき、作業者は指定エリアで効率よくピッキングできるようになった。

「SLIMS」とハイロボの連携により、作業フローが自動化され、身体的負担も軽減。作業時間は約60%短縮でき、高さ5mのラックを活用することで保管効率は約2倍に向上し、省スペースにもつながった。

今後は蓄積データを経営指標や荷主へのフィードバック、現場改善に活用し、よりデータドリブンな物流管理を目指す。将来的にはAIを活用し、作業ナビゲーションや障害発生時の支援など、現場を支える仕組みの高度化も視野に入れる。

セイノー情報サービスは、セイノーホールディングスグループのIT企業として、「SLIMS」はじめ物流システムの開発・運用などITサービスと、物流アウトソーシングサービスの2事業を展開している。

シーネットコネクト/日本ロジテムの横浜営業所で搬送型AMRの運用を実証

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