商船三井は4月20日、電源開発の発電用石炭輸送に従事している「KUROTAKISAN MARU (黒滝山丸)III」に、風力を推進力として活用するウインドチャレンジャー(硬翼帆式推進装置)の搭載が完了したと発表した。
既存船を改造して搭載する世界初の事例で、商船三井のウインドチャレンジャー搭載船としては、石炭専用船「松風丸」、64型ウルトラマックスばら積み船「GREEN WINDS」に次ぐ3隻目となる。
「黒滝山丸 III」は、電源開発の発電所などが立地する複数地域向けに、海外から発電用石炭を長期にわたり輸送する予定。4月13日に橘湾火力発電所(徳島県阿南市)、4月17日には石川石炭火力発電所(沖縄県うるま市)に入港した。
ウインドチャレンジャーは、商船三井と大島造船所が中心となり開発した、伸縮可能な帆(硬翼帆)によって風力エネルギーを船の推進力に変換する装置。
