日本郵船は4月21日、同社グループの日本油化工業が、アンモニア燃料エンジンの状態監視を目的とした潤滑油分析事業を開始すると発表した。
アンモニア燃料は、温室効果ガス(GHG)をほとんど排出しない次世代燃料として、海運における脱炭素化の有力な選択肢とされる。
アンモニア燃料船の普及にあたっては、従来の船舶と同様に、船上機器の状態を的確に把握し、異常の兆候を早期に捉えることが重要となる。
その有効な手段の一つが、エンジン潤滑油の分析による状態監視だ。潤滑油にはエンジン内部の状態が反映されるため、分析を通じて異変を早期に検知できる。
日本郵船と日本油化工業は、アンモニア燃料エンジンの状態監視に向けた潤滑油分析の検証を進め、必要な技術的知見を蓄積してきた。
その結果、日本油化工業はアンモニア燃料エンジン向け潤滑油分析サービスを、グループ外の顧客にも新事業として提供するとしている。
日本郵船グループは今後も、アンモニアをはじめとする次世代燃料の活用を通じて、持続可能な社会の実現と脱炭素化に取り組むとしている。
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