AutoStore(オートストア)は4月22日、初期投資を抑えたサブスク型で、最小45m2と小規模から設置できる自動倉庫「Pio(Product In&Out、ピオ)」の日本での提供を、パートナー企業を通じて開始した。
「Pio」は、実績がある「AutoStore」の小型キューブ型ロボットシステムをベースとした倉庫自動化ソリューション。商品の保管・取り出しを効率化し、手作業によるピッキングと比べて最大5倍の作業効率を実現する。
「AutoStore」よりも機能を絞り込み標準パッケージにしたことで、必要なロボット数など規模によって価格の目安を明示でき、導入の検討がしやすくなった点が特長だ。
初期費用としては、グリッドとビン、サービスタワーを購入(工事費込み)。3年契約のサブスクとして、レンタルするロボットなどが月額での支払いとなる。
「Pio」用の操作アプリをタブレットにダウンロードすれば、誰でも簡単に操作できるようになっている。
ラインアップは4つで、小さいほうから床面積が「P100」は45m2、「P200」は89m2、「P400」は175m2、「P600」は262m2。天井高は430cm~670cmから選ぶ。
それぞれ、入出荷能力として1時間に処理できる注文件数が最大360件、600件、900件など想定され、必要なロボット台数や保管ビン数の目安が分かるようになっている。物量が増えた場合はロボットを追加することもできる。
シンプルさを生かし、自動化の入り口としてECや3PL、倉庫面積が100~1000m2、人材採用に限界を感じ省人化を検討している事業者などをターゲットとする。
「どこから自動化を始めればいいか分からない」「従来の自動倉庫は規模も大きく、過剰投資と感じる」「導入費用の全体像が見えないので検討が進まない」といった悩みに応えるソリューションを狙う。
「AutoStore」の場合は設計に1~2か月、発注から稼働まで10~12か月要するが、「Pio」なら標準化された設計のため半分の期間で稼働にこぎつけるという。
AutoStore Japanの安高真之バイスプレジデントは、「『AutoStore』のような大規模な自動倉庫は、価格も高くて一部の大企業しか導入できないイメージがあると思う。『Pio』はミニマムでシンプルなので現実に導入場面を想像しやすく、価格の透明性も高いので、どれくらいで投資回収できるかも検討しやすい」とアピールする。
また、日本市場について「特に3PL事業者は人手不足のため省人化したいと悩んでおり、顧客から自動化を迫られている状況もある。ニーズがあるはず」だと期待を込めた。
「成長段階に応じて『Pio』を選択し、事業が拡大し自動倉庫を拡張する必要が出てきた際には、『AutoStore』への移行を検討してもらえれば」としている。
■「Pio」Webサイト
https://pio.com/ja-jp/
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