Industry Alphaは4月23日、有人フォークリフトにセンサーキットを装着し、走行ルート・作業時間・稼働率などを定量的に可視化する「フォークリフト作業分析サービス」を提供すると発表した。
自社AMR「Kagero」の自律走行技術を応用した自己位置推定技術により、ビーコンや受信機などの環境設備を設置しなくても、フォークリフトにモジュールを乗せるだけで計測でき、高精度な動線データが取得できる。
具体的には、現場のフォークリフトにセンサーキットを装着し、稼働時間、稼働率(荷有・荷無・停止)、移動距離、速度、滞在時間、動線(位置情報)を収集、可視化する。
フォークリフトの走行動線と荷物有無の判定を組み合わせることで、積載走行と空走行の比率・エリア分布を定量的に把握。エリア別の滞在時間・混雑度・負荷、荷さばきエリアでの作業時間などを分析し、動線改善や人員最適化の検討材料として提供する。
分析結果からボトルネックとなる工程を特定し、AGF(無人フォークリフト)やAMRを導入して自動化するか、検討すべき優先箇所の判断を支援することが狙い。
倉庫など、フォークリフト運用の現場では、いつどこで何台走っているのか、実態を把握できていないケースがある。台数は適正か、レイアウトは最適かなど、感覚と経験に頼った判断になり、データに基づいた改善ができていない現場も多い。
搬送の自動化を考えていても、何から着手すればいいか分からないとの声もあり、Industry Alphaは「まずは現状分析が自動化検討の第一歩になる」としている。
Industry Alpha/サイト刷新でロボティクスと運用支援の強みなど発信

