西濃運輸とT2は4月20日、西濃運輸が関東~九州・中四国間で行っている「中継輸送」の一部区間に、T2の自動運転トラックを組み込む運行を関東~関西の高速道路の一部区間で開始した。特積み幹線中継輸送で自動運転トラックを活用するのは国内初。
<神戸市の西濃運輸神明支店でT2の自動運転トラックに荷物を積み込む様子>

西濃運輸は、T2が2025年7月に開始したレベル2自動運転トラックによる商用運行に参画しているが、レベル4が実現した際の自動運転トラック活用の可能性をさらに広げるため、西濃運輸が関東~九州・中四国の最大1000km以上の区間で行っている「中継輸送」のうち、神奈川県~兵庫県間にT2の自動運転トラックを組み込み、西濃運輸の通常のトラックと連携する一連のオペレーションを確認する取り組みを開始したもの。
行程は、往路が西濃運輸相模原支店(相模原市)から姫路支店(兵庫県姫路市)の約550km、復路は西濃運輸神明支店(神戸市)から相模原支店の約515kmで、いずれもレベル2自動運転区間は東名高速・厚木IC~中国自動車道・吹田JCT間の約430km。
西濃運輸は拠点・運行ルートの選定や実証貨物の手配、T2は全体マネジメントや車両の手配を行い、中継輸送での自動運転の走行ルート・リードタイムや想定したオペレーションパターンの有効性などを検証する。
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運行に当たっては、T2がレベル4を見据えて山陽自動車道・神戸西ICの近くに設置した「トランスゲート神戸西」(高速道路の無人運転と、一般道の有人運転を切り替えるためにドライバーがトラックに乗り降りする切り替え拠点)にも立ち寄り、将来的な無人・有人運転の切り替えのオペレーション手順も確認している。
現状ではドライバーの勤務体系上、1人体制では関東~関西間で「片道」の運行が限界だが、無人のレベル4自動運転が実現すれば、「1日1往復」の運行が可能となり、輸送能力は少なくとも2倍に高まると見込んでいる。
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