ロジネットジャパンは5月7日、連結子会社である札幌通運が、事業エリアである北海道内において一定の温度を保ちながら商品を保管・輸送する「定温物流」体制を強化すると発表した。
2025年は全国で記録的な猛暑となり、今年度も厳しさを増すと予想される気候変動と多様化する顧客ニーズに応える。具体的には全道で定温輸送対応車両を増車するとともに、札幌圏の主力倉庫の定温化対応を強化する。
定温輸送とは、食品などの品質を保つため適切な温度を保ったまま物品を保管・輸送する方法。温度制御装置により10℃~20℃を保ち、常温、冷蔵・冷凍輸送とは異なる。
札幌通運では、定温輸送対応トレーラーおよびトラックを計49台増車し、道内最大の物流集積地「大谷地流通業務団地」内に位置する「大谷地倉庫」の定温対応エリアを拡大することで、道内幹線輸送の定温化対応の強化を図る。
ロジネットジャパングループは札幌市に本社を置き、北海道から沖縄までを網羅する全国ネットワークと、陸・海・空の様々な輸送手段を活用した物流サービスを展開している。今後、こうした定温化対応の取り組みを全国へ拡大し、安全・高品質な物流体制の強化を進めていく方針だ。
北海道では昨夏(6~8月)の平均気温が歴代1位の高温となり、北見市ではシーズンの最高気温が39.0℃を記録するなど過酷な暑さが続いた。気象庁の発表によると、今年も平年を上回る高い気温となることが予想されている。

