Shippio/物流費データをAIで自動構造化、物流コスト分析基盤を強化

2026年05月08日/IT・機器

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貿易DXを推進するShippioは5月8日、国際物流プラットフォーム「Shippio Platform」で、AI-OCR機能がコスト関連書類に対応したことを発表した。

<「Shippio Platform」の機能を拡充>
20260508Shippio01 - Shippio/物流費データをAIで自動構造化、物流コスト分析基盤を強化

今回AI-OCR機能が対応したのは、輸入貨物の到着予定や費用明細を国際物流事業者が荷主に通知する書類「貨物到着案内書(Arrival Notice)」。また、国際物流にかかる請求書でも同機能を活用できる。

今回の対応書類の拡充により、これまでは紙やPDF内にあった書類情報を自動でデータ化できるため、コスト管理に必要なデータ収集が可能となり、情報基盤の整備につながるとしている。

Shippioは、企業の物流コスト管理に必要な「データ収集」「構造化」「可視化」「分析・アクション提示」といった一連のプロセスを「Shippio Platform」で一気通貫に提供することを目指しており、今回のアップデートはその第一歩となる。

<機能の利用イメージ>
20260508Shippio02 - Shippio/物流費データをAIで自動構造化、物流コスト分析基盤を強化

今回の機能では、Shippioクラウド上にアップロードされた「貨物到着案内書」「国際物流にかかる請求書」「複数の輸送案件をまとめた請求書」といったPDF書類をAI-OCRで読み取り、運賃や各種手数料などの費用項目・金額・輸送案件単位の情報を抽出・構造化する。

船社・国際物流事業者ごとに書式や表記が異なっていても、Shippioが積み上げてきた読み取りルールの知見を活用し、比較・分析しやすい形式で構造化可能だ。

なお今後、構造化したデータは、分析・経理提出・基幹システム取り込みに使える形式でCSV出力が可能になる予定だという。

手入力と集計工数が削減できるだけでなく、データ構造化によるコスト情報の一元管理ができるようになるため、コストの可視化といったニーズに対応できる。

同社は今回の実装でデータ蓄積の基盤を整えたことで、今後この構造化データ基盤を基に、物流コストの可視化・分析・削減アクションまでをワンストップで支援するプラットフォームを実現する。これまでの物流コストの全体像把握や打ち手検討が難しい状況から脱却し、データを根拠とした意思決定ができる基盤整備を推進していくとしている。

Shippio/サイバーポート経由でNACCS連携、通関手続のDXを円滑化

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