SGホールディングス(HD)が5月8日に発表した2026年3月期決算によると、売上高1兆6447億6200万円(前年同期比11.2%増)、営業利益902億4700万円(2.7%増)、経常利益917億8200万円(3.3%増)、親会社に帰属する当期純利益590億6600万円(1.6%増)となった。
セグメント別では、デリバリー事業の売上高は1兆485億1000万円(4.5%増)、営業利益は701億4000万円(2.6%増)となった。
消費者マインドに改善はみられるが、一部大手EC事業による自社配送網拡大の動きにより、競争環境は依然として厳しい状態にある。こうした環境で同社グループは、成長市場と捉えている越境ECや低温物流での宅配便収益拡大に取り組み、取引個数は6月以降、前年同月を上回る水準で推移し、当連結会計期間では、BtoB・BtoCともに前期比で増加となった。
平均単価は、越境EC増加に伴う小型荷物の取り扱い拡大などの影響を受けたものの、費用増加局面でもセグメント全体として営業利益率を維持した。
費用面では、持続的・安定的なサービス提供に向けたリソース確保を背景に、パートナー企業への委託単価の引き上げ、従業員に対するベースアップを実施し、人件費・外注費を中心に引き続き増加傾向にある。
また、当連結会計年度は前期に対して取扱個数が増加したことで、取扱個数の減少等に伴うコストコントロールを実施していた前連結会計年度に対して、営業費用が増加した。また、11月後半に生じた物流混乱解消のため、追加車両・人員手配にコストが発生し、当連結会計年度の営業費用は前期比で増加した。
2025年6月からは、国内外のニーズに向け、観光客向け物流サービス「SAGAWA手ぶらサービス」の拠点を順次拡大。今後も、多言語対応や多様な決済手段の導入等、利便性向上に向けた運用体制の強化を進める。
ロジスティクス事業は、売上高は2027億9800万円(41.7%増)、営業利益は62億7800万円(48.5%増)となった。
2025年3月期第3四半期からグループ連結業績に含めた名糖運輸の影響で売上高が増加。既存の国内3PLでの適正料金収受や生産性向上による収益拡大により、増収増益となった。
次期は、売上高1兆7400億円(5.8%増)、営業利益970億円(7.5%増)、経常利益950億円(3.5%増)、親会社に帰属する当期純利益600億円(1.6%増)を見込んでいる。
ニッコンHD 決算/3月期の売上高8.9%増、営業利益2.9%増