日本郵船/シンガポールで自律運航と港湾システムの連携可能性を検証

2026年05月12日/IT・機器

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日本郵船は5月12日、自律運航システムを搭載した自動車専用船「Elder Leader(エルダー・リーダー)」がシンガポール港に初寄港し、グループのMTI、シンガポール海事港湾庁(MPA)と共同で、自律運航システムと港湾システムの連携可能性を検証する実証試験を行ったと発表した。

<実証実験の様子(左:陸上、右:船内)>
20260512ni01 - 日本郵船/シンガポールで自律運航と港湾システムの連携可能性を検証

Elder Leaderは、最新の自律運航システムや大動揺防止システム、船内全域をカバーするWi-Fiネットワークなどの最先端のマリンDX機器を搭載し、LNG(液化天然ガス)燃料化によりCO2排出量削減を見込む脱炭素設計も採用した次世代自動車専用船。

日本郵船は、2024年にMPAと海事分野での脱炭素化やデジタル化、人材育成の推進を目的に覚書(MOU)を締結。実証試験は、MOUに基づき実施されたもので、事前にリスクアセスメントを実施した上で、定められた航路で乗組員・パイロットの立ち合いによる安全管理のもと、「船からMPAの次世代船舶交通管理システムプロトタイプへの航路計画データの送信」「陸上支援システムから本船への水先航路情報の共有および本船からのライブデータ・映像の伝送」「円滑かつ効率的な船舶到着を目的としたMPAのJust-in-Time(JIT)プラットホームの活用」について検証した。

実証試験で得られた成果は、MPAが構想する次世代船舶交通管理システムや、自律運航船と連携可能な陸上支援システムの検討に活用される予定で、国際海運での自律運航船の実用化に向けた一歩となることが期待されている。

日本郵船/LNG燃料自動車専用船12隻連続建造計画のうち1隻を竣工・命名

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