ニチレイが5月12日に発表した2026年3月期決算によると、低温物流セグメントの売上高は3009億9100万円(前年同期比8.2%増)、営業利益は185億8300万円(18.0%増)となった。
国内・海外ともに主に保管や輸配送需要などを着実に取り込んだことで増収。
利益面では、海外事業は新設倉庫の稼働遅れの影響や、期末に実施した海外子会社の買収費用の計上により減益となったが、国内事業での保管・輸配送収益向上、減価償却方法等の変更などが寄与し、全体では増益となった。
国内では、大都市圏を中心に保管・輸配送需要を着実に取り込んだことに加え、トレーラーを活用した「SULS(サルス)」やリテール事業での「NL+LiNk(エヌエルリンク)」の順調な拡大も寄与し、増収・増益。
海外では、前期に実施した英国フォワーディング会社の買収効果に加え、英国の既存会社との連携により通関・保管需要を獲得して増収となった一方、ポーランドの新設倉庫での稼働遅延や、マレーシア子会社での買収費用計上などにより減益となった。
6月24日に開催される定時株主総会での承認を条件に、決算期を12月31日に変更する予定であるため、3月決算の会社については9か月間、12月決算の会社については12か月間を連結対象とした予想数値として、次期の低温物流セグメントの売上高は2722億円(8.8%増)、営業利益は179億円(11.7%増)を見込んでいる。
ニチレイ 決算/4~12月の低温物流事業は売上高8%増、営業利益23%増