ゼロが5月14日に発表した2026年6月期第3四半期決算によると、売上高1119億2500万円(前年同期比1.0%減)、営業利益75億300万円(2.8%減)、税引前利益75億200万円(2.6%減)、親会社に帰属する当期利益50億9100万円(6.6%減)となった。
セグメントごとにみると、国内自動車関連事業の売上高は524億7000万円(1.3%増)、セグメント利益は69億2500万円(3.8%減)。主力の車両輸送事業では国内自動車市場の低迷とメーカーの不振により主に新車の輸送台数が減少していたが、中古車輸送の受託を強化したことで輸送台数は増加、粗利を意識した営業活動により増収に転じた。
2025年3月にゼロ・プラス・メンテナンスを連結子会社化したことによる車両整備事業の増収や、2026年1月よりユー・エス・エスグループから自動車オークション会場の構内運営業務を受託したことなどによる増収もあった。
ヒューマンリソース事業では、売上高177億2200万円(2.9%増)、セグメント利益7億5400万円(9.2%増)となった。増収は、送迎事業で低採算になっている現場において料金改定を進めるとともに、ドライバーの採用手法や入社後のフォロー体制を見直したことなどによるもの。
一般貨物事業は、売上高51億400万円(5.2%増)、セグメント利益13億8300万円(25.9%増)。倉庫事業で新規案件を立ち上げたことや、港湾荷役事業でバイオマス燃料や一部顧客における貨物の荷役量が増加したことが増収につながった。
海外関連事業は、売上高366億2700万円(6.5%減)、セグメント利益3億9800万円(47.0%減)。2026年1月にマレーシアにおける中古車輸入許可証が発給されたことにより、国内滞留車両の船積みが進んだ一方、マレーシア国内の港湾施設のひっ迫に伴い船舶滞留・船枠制限が発生した影響により、減収となった。中国における車両輸送事業では、日系メーカーの新車輸送を一定程度確保できたものの、契約更新に伴う売上単価減少の影響もあった。
通期は、売上高1450億円(1.9%減)、営業利益103億円(0.7%増)、税引前利益103億円(0.8%増)、親会社に帰属する当期利益72億円(0.3%増)を見込んでいる。
NXHD 決算/1~3月の売上高1.1%増、営業利益32.3%増