日本マテリアルフロー研究センター(JMFI)主催の総合展示会「アジア・シームレス物流フォーラム2026」が5月14日、東京流通センター(大田区)で始まった。
企画・運営は流通研究社で、国土交通省、経済産業省、農林水産省などが後援。2日間の開催で、「ロジスティクスの未来がここに。『アジア善隣物流』で協働・共創!」をテーマに、タイやシンガポール、中国などの海外企業を含む56社が出展した。
15回目の開催となる今回は、「2024年問題」「AI」「自動化・省人化・効率化」といったキーワードを中心に、サプライチェーン最適化に有用なシステムや機器、ソリューションなどが多数展示されている。
XYZ Roboticsは、パレタイズロボット「RockyLight SE」を展示。AIにより、レーザーカメラが貨物の位置とサイズを自動かつ正確に検知し、自動搬送を行う。
これのほかに、デバンニングロボット「RockyOne(ロッキーワン)」も紹介。こちらは2026年2月から、ニトリ子会社のホームロジスティクスが代理販売している。
XYZロボティクスの恩田馨セールス&マーケティングディレクターは「日本国内での流通には、信用が不可欠。ホームロジスティクスが導入への要件整理など代理販売を行ってくれることで、国内でもユーザーの皆様に安心して利用していただける窓口になり助かっている」と語った。
<伊東電機のブースで展示されたベルトコンベア>
ベルトコンベアのモーター製造を行う伊東電機は、AC電源パワーモーラを展示。ローラーにモーターが組み込まれ、自律回転することで機能する。最小単位がローラー1本なので、故障した際も部分的な交換で対応できる点が強みだ。
ローラーを収納することで道を開き、導線を確保できるベルトコンベアも展示。2か所で挟むように設置することで、フォークリフト程度が通行可能な幅を空けることも可能だという。
ブース展示のほか、「行政による物流政策」「ロボット・マテハンによる自動化」「物流AIおよびDX」「荷主のためのCLO解説」などをテーマに、全4会場でセミナーを開催。社会人のみならず学生も対象に、製・配・販・物流各層の課題解決につながるセッションが行われ、盛況となった。
開催は5月15日までの2日間で、事前の来場登録により無料で参加できる。また、セミナーについては来場登録とは別に予約が必要となる。
■公式サイト
アジア・シームレス物流フォーラム2026
新連載 世界物流のフロンティアを歩く第2回:暮らしを支える海運の“静かな革命”


