JR貨物は5月15日、2025年度のKGI(重要目標達成指標)とKPI(重要業績評価指標)の達成状況を公表した。
達成状況の報告は、国土交通省の「今後の鉄道物流のあり方に関する検討会」の中間とりまとめで、JR貨物に関するKGI・KPIの設定や達成状況の公表などが求められていることに基づき半年に1度行っているもので、KGIについては2025年度コンテナ輸送トンキロについて、「チャレンジ目標」が209億トンキロ、「必達目標」が196億トンキロとされているのに対し、実績は161億6000トンキロで必達目標を35億トンキロ近く下回った。
理由について報告書では、「中距離帯の利用が増加したことや、雪害による北海道発着輸送量の減少により平均輸送距離が縮小(879km→854km)したことから、目標達成には至らなかった」と説明。
「貨物鉄道の輸送モードとしての競争力強化に向けた課題」「貨物鉄道と他モードの連携に向けた課題」「社会・荷主の意識改革に向けた課題」の3つの視点からなるKPIについては、「積載率全日平均」(チャレンジ目標:81.2%、必達目標76.5%)が実績72.6%、「定温コンテナ輸送(2020年度比11.2%増)」は実績10.6%増、「31ftコンテナ輸送(2020年度比17.4%増)」が実績15.8%増で、いずれも未達成となった。
一方、「積替ステーション対象22駅への設置」「BCP対策会議新設2都道府県以上(累計5都道府県以上で開催)」「ホームページの改善」「自衛隊との定期的な意見交換」などについては、2025年度目標を達成している。
国交省/1月の鉄道貨物数量3.6%減、貨物トンキロ10.6%減
