セイノー情報サービスは5月28日、日本出版販売がセイノーのクラウド型WMS「SLIMS」とロボットマネジメントシステム「RMS」を導入した事例を公表した。
同事例では、日本出版販売が新物流拠点「N-PORT新座」にて、セイノーのシステムを導入。自動倉庫「ラピュタASRS」と連携した物流共通基盤を構築した。
セイノー情報サービスの「SLIMS」は、拠点横断でのデータ管理を行い、入出荷データを一元管理する。これにより、多品種・小ロット出荷が多かった現場負荷を軽減するだけでなく、拠点ごとに異なっていた従来のシステムを統一し、システムの全体最適化を進めた。
また、「RMS」を介して「ラピュタASRS」と連携することで、91台のロボットが出荷指示に応じて商品を作業者へ自動搬送する運用を構築。定位置でのピッキングが可能となったことで、作業者が商品棚を歩き回る必要がなくなり、出荷明細の処理能力は約3倍に向上している。
さらに、モニターによる作業指示や、誤ピッキング時の警告灯などにより、属人化していた業務運用を改善。ヒューマンエラーを抑制し、ASRSエリア内の棚卸し誤差率「ゼロ」を達成した。
日本出版販売は今後、他社商品の3PLサービス拡大に加え、主力の出版書籍にもSLIMSを活用したさらなる効率化を進める方針。
セイノー情報サービスは今後も、物流現場の業務理解をベースに、WMS・ロボティクス・自動化設備を組み合わせた物流DX支援を通じて、持続可能な物流現場づくりへ貢献するとしている。
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