日本郵船は5月28日、AI活用人材の育成とAI活用の業務改革を進めるプロジェクト「SAIL with AI Compass」の開始を発表した。
同プロジェクトは「全員参加型のAI活用運動」をコンセプトに、AIを活用できる人材の育成と業務の高度化を進める取り組み。
具体的には、AIに関する基礎的なリテラシーから実務活用まで一貫して学べる環境整備や、知識共有を全社展開する仕組み、主体的なAI活用による具体的な業務改善、試行錯誤を後押しする相談窓口、AI活用の実践を評価するインセンティブ制度の導入などが盛り込まれている。
同社の鈴木康修取締役は今回のプロジェクトについて「『SAIL with AI Compass』は、単なるデジタル施策ではなく、働き方や価値創造の在り方そのものを進化させる挑戦。プロジェクトでは、全社員がAIを“使いこなす側”へとシフトし、自ら業務を見直し、高度化していくことを目指している。また、現場で生まれる知見や挑戦を全社で共有し、組織全体として学習・進化し続ける基盤を構築することが、本プロジェクトの重要な意義。将来は、本プロジェクトで培った知見をグローバルに展開し、当社グループ全体の競争力強化と新たな価値創造につなげていく」と述べた。
プロジェクトでは3年を見据えたロードマップのもと、人材育成と業務高度化を通じて社員全体のAIリテラシーと業務整理力を高め、現在の人員規模から大きく変えることなく事業の成長や収益の拡大を目指すとしている。
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