NTTロジスコは5月12日・13日に、日本ロジスティクスシステム協会(JILS)主催の「全日本物流改善事例大会2026」にて、2件の改善事例を発表した。
発表内容は、西日本マーケティングロジスティクスセンター(西日本MLC)と、埼玉物流センターでの改善事例の2件。
西日本MLCでは、繁忙期や時間帯に応じた人員調整として、業務間で相互応援を実施している。一方で、応援対象業務の理解不足や難易度の高い人員配置など、課題を残していた。
これに対し、応援対象業務の内容を可視化した「求人票」の掲示や、作業員スキルを一覧化した「スキルシート」作成、需要予測に基づく人員配置の仕組み整備を通じ、計画的かつ柔軟な相互応援体制を構築した。結果、柔軟な人員配置の実現に加え、コスト削減効果の創出につながっている。
また、埼玉物流センターでは、レンタル通信機器の再利用の際に、回収品の登録・仕分け作業での属人化や負担の大きい作業動線が課題となっていた。
そこで、AI画像認識技術と自動搬送システムを活用した「自動登録・仕分けシステム」を導入し、作業工程を集約。レイアウトの見直しにより、属人化の解消と効率化を実現した。これにより、作業生産性が約30%増加したほか、仕分けミス0%を達成するなどの成果を上げている。
JILS物流改善大会2026/過去最多48事例発表、優秀事例に花王など選定

