東京建物は6月1日、埼玉県八潮市でドライ倉庫「T-LOGI八潮」を着工するとともに、冷凍冷蔵倉庫「T-LOGI八潮II」の開発を決定した。「T-LOGI八潮」は2027年8月、「T-LOGI八潮II」は2029年1月の完成を目指す。
「T-LOGI八潮」は、首都高速6号三郷線「八潮南出入口」から約3.3km、常磐自動車道・首都高速6号三郷線「三郷IC」から約4.1kmに位置しており、外環道内側という都心近接性を生かし、ラストワンマイル配送への対応や、中継輸送促進による長距離ドライバー不足の緩和などが期待される。
都心近接エリアでは希少な1棟貸しを前提とした物流施設で、倉庫部分は3層仕様となっており、荷物用エレベーター1基・垂直搬送機2基を実装することで、上下階の荷物搬送に十分な能力を確保している。
延床面積は1万5261m2で、倉庫フロアの面積は1階約3800m2、2階約5000m2、3階約3300m2となっており、複数荷物のオペレーションに適している。
トラックバースは大型車16台が同時接車かつ車庫登録可能で、駐車場は40台確保しており、自動車通勤や自社トラックの運用にも適している。
東武スカイツリーライン「草加駅」、つくばエクスプレス「八潮駅」からバスで約12分、東武バス「伊草バス停」「伊草東バス停」至近と通勤利便性も高く、周辺の豊富な労働人口を背景に安定した雇用が見込まれる。
働きやすい就業環境にも配慮し、従業員向けラウンジを4階に整備。ラウンジには各席にコンセントを完備した座席を約50席導入し、休憩・作業に適した使い方が可能となっている。
「T-LOGI八潮」では屋上に設置する太陽光パネルにより発電された電力を商用電力と併せて施設内で自家消費する計画。施設内で消費しきれない余剰電力についても、再生可能エネルギーとして最大限活用を図っていく予定で、こうした自家発電・自家消費の仕組みなどにより、「BELS」最高ランクである『ZEB』認証を取得する予定としている。
■「T-LOGI八潮」施設概要
着工:2026年6月
竣工:2027年8月
所在地:埼玉県八潮市伊草一丁目1-3外(地番)
交通:首都高速「八潮南出入口」約3.3km、常磐自動車道・首都高速「三郷IC」約4.1km
敷地面積:7887m2(2385.96坪)
延床面積:1万5261m2(4616.67坪)
規模:4層ボックス型(1階片側バース・倉庫3層)
設計・施工:クレハ建設
構造:S造
プラットフォーム:1階高床式1.0m
梁下有効天井高:各階5.5m
床荷重:1.5t/m2(1~3階)
ドックレベラー:2基
垂直搬送機:2基
荷物用EV:1基(積載荷重3.5t)
バース数:16台
普通駐車場:40台※軽自動車専用を含む
アメニティ:従業員向けラウンジ(4階)
一気通貫運用に適した3層仕様
冷凍冷蔵倉庫「T-LOGI八潮II」
「T-LOGI八潮」から約1.5kmの場所に開発される「T-LOGI八潮II」は、在庫保管から配送まで一気通貫で運用しやすい3層仕様の冷凍冷蔵倉庫で、延床面積は約1万4700m2。2・3階に冷凍区画(-25℃)と温度可変倉庫(-25℃~5℃)を兼ね備えることで、水産、畜産、生鮮食品など、幅広い食品や医療品の保管ニーズにも対応する。
1階には、21台のドックシェルターを整備予定で、荷捌き・積載の効率を最大限に高める設計により、1階倉庫内に十分な広さの冷蔵区画(5℃)の荷捌きスペースを備えるとともに、冷凍区画も併設することで、入出荷前の荷物の一時保管に柔軟に対応する。
「T-LOGI八潮」同様に1棟貸しを前提とした物流施設で、セキュリティ面や倉庫内レイアウトの柔軟性に優位性がある。
従業員向けラウンジを3階に整備し、各席にコンセントや前室付きの喫煙所を完備するなど、働きやすい就業環境にも配慮した施設計画となっている。
■「T-LOGI八潮II」施設概要
着工:2027年6月
竣工:2029年1月
所在地:埼玉県八潮市大字南後谷字粒田北200-6外(地番)
交通:首都高速「八潮南出入口」約3.9km、常磐自動車道・首都高速「三郷IC」約5.3km、東京外環道「草加IC」約5.3km
敷地面積:約7000m2(約2100坪)
延床面積:約1万4700m2(約4400坪)
規模:4層ボックス型
プラットフォーム:1階高床式1.0m
梁下有効天井高:各階5.5m
垂直搬送機:3基
荷物用EV:1基
バース数:21台
アメニティ:従業員向けラウンジ(3階)
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