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商船三井は6月4日、米国初となる洋上LNG液化設備(FLNG)プロジェクトについて、世界屈指のLNGトレーディング会社Vitolとともに最終投資決定に至り、出資参画を正式に決定したと発表した。
プロジェクトは、年間440万トンのLNG液化能力を見込む世界最大級のFLNG事業で、2030年ごろの生産開始を予定している。
プロジェクトの総事業費は約50億米ドル、出資者による総出資額は約14億米ドルとなっており、商船三井は約3億米ドル(総出資額の約23%)を出資する予定で、日本の海運会社としてFLNG事業に参画するのは初。
天然ガスは運搬する際、気体から体積約600分の1のLNGへ液化することが適しており、通常は陸上のLNG液化設備で液化後にLNG船で運搬されるが、FLNGは洋上で天然ガスを液化することから、陸上設備に比べて周辺への影響を最小限に抑えられるという利点がある。
混雑した航路を回避できるため、LNG船の柔軟な入出港が可能なほか、ハリケーンなどの荒天時には係留設備を切り離して安全海域へ退避することで、被害リスクを大幅に低減できる。
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