川崎汽船は6月4日、招商局南京金陵船舶と、1380台積めるLNG燃料自動車専用船4隻の建造契約を締結したと発表した。欧州関連子会社“K” Line European Sea Highway Services(KESS)向けに発注したもの。
この船舶は、欧州近海事業で多頻度・小ロット輸送が可能な船型。欧州の船型制限が厳しい港にも対応しており、KESSの欧州近海事業におけるサービス品質と競争力の向上を目指す。
格納式スロープ状通路の耐荷重は60トンで、乗用車のみならず建設機械など、重量と高さのある貨物への対応力が増強される。
またLNG燃料を使用することで、従来の重油燃料に比べ温室効果ガス(GHG)を削減。二酸化炭素(CO2)の排出量は25~30%削減、大気汚染の原因となる硫黄酸化物(SOx)の排出量はほぼ100%削減できる見込み。
主機に高圧タイプのME-GIエンジン、発電機に軸発電機を採用することで、GHGとなるメタンスリップ(未燃ガス)の排出も低減する。
■本船概要
全長:約129.95m
全幅:約20.5m
最大積載自動車台数:約1380台
アイスクラス:1A
川崎汽船/名古屋港で自動車専用船に中京地区初のバイオ燃料供給実施