デンソーソリューションは6月5日、運送事業者向け管理システム「Business Support System(BSS)」の導入事例を公開した。
今回の事例で紹介しているのは、運送事業者の三生運輸。
同社では従来、24時間稼働するドライバーのため、運行管理者のいる拠点にビデオ通話をつなぐIT点呼と、対面点呼の2種類を組み合わせて運用していた。
しかし、点呼のためだけの人員確保やシフト調整は大きな負担となっていただけでなく、IT点呼における16時間のルールや「点呼の3分の1以上は運行管理者が実施」などの制約により、管理者の勤務時間や配置に依存した運用が課題となっていた。
同社はこうした課題と2025年の法改正を機に、津・小牧・四日市の3拠点にて業務前後自動点呼の運用を開始。運行管理者の立ち会いが不要になったことで、夜間点呼の人員配置見直しにつながり、6人から2人の体制へ省人化を実現した。
また、自動点呼により実施時間や点呼執行者の割合を過度に意識する必要がなくなり、従来の制度制約に縛られない運用で、「その場にいなくても回る」点呼体制へ転換。
3拠点すべてで24時間安定した点呼運用を確立し、管理者が本来の業務に集中できる環境の整備につながったという。
導入にあたっては、事前の説明や運用マニュアルの整備により現場へのスムーズな定着を実現。
ドライバーも短期間で運用へ移行し、現在では血圧・体温測定の活用を通じて健康意識の向上にもつながっているという。
イデアロジー/保管効率・コスト可視化3Dシミュレーター「ア・ソコ+」提供開始

