西鉄グループの西鉄エアサービスが成田国際空港で6月2日から、航空機1機すべてのハンドリングを電気自動車(EV)で実施する新しい取り組みを始めている。
手荷物の搭降載、ターミナルと航空機間の手荷物搬送、航空機出発時のプッシュバック(後進)など、到着から出発までの地上支援車両をEVにした。
脱炭素化により環境負荷を低減し、持続可能な空港運営を目的としたもの。航空機1機すべてをEVでハンドリングするのは、成田空港では初めての取り組みになる。
西鉄エアサービスがハンドリング業務にEVを導入するのも今回が初めてで、これを機に他の空港への展開を目指す。
成田空港は「サステナブルNRT2050」を掲げ、2050年度までのCO2排出量削減を目指し、制限区域内の空港関連事業者が所有するGSE(航空機地上支援機材車両)を充電できる大規模充電インフラ整備を進めている。
■使用車両
トーイングトラクターEV(コンテナを載せるドーリーの牽引を行う車両)
ベルトローダーEV(バラ積み手荷物・貨物の搭降載を行う車両)
ハイリフトローダーEV(航空機にコンテナ類の搭降載を行う車両)
パッセンジャーステップEV(客が航空機に乗降するための階段設備付き車両)
トーイングカーEV(航空機の牽引を行う車両)
リモコン式トーイングカーEV(航空機の牽引を車外からリモコンで行う車両)
■メーカー
TLD社製、Mototok社製(電動リモコンカーのみ)

