郵船ロジスティクスは6月10日、ネスレ日本とキッコーマン食品が共同で実施するラウンド輸送の取り組みについて、全行程の輸送手配を開始したと発表した。
この取り組みでは、キッコーマン食品N-DC(千葉県流山市)から出荷された調味料製品を、千葉港より内航船で堺泉北港へ輸送し、キッコーマン食品高砂DC(兵庫県高砂市)へ配送。
その後、ネスレ日本姫路工場(兵庫県姫路市)で同じ車両に飲料製品を積載し、再び内航船で千葉へ輸送する。
ネスレ日本野田物流センター(千葉県野田市)への配送を経て、キッコーマン食品N-DCへ戻る往復型のラウンド輸送となる。
食品メーカー2社の貨物を組み合わせることで、東西間の効率的な循環輸送体制をつくった。長距離輸送に内航船を活用し、陸上輸送との最適な組み合わせによるモーダルシフトを推進する。
往復輸送とすることで、これまで個別に行われていた輸送を統合し、空車回送の削減、輸送リソースの有効活用を狙う。
郵船ロジスティクスは今回、輸送ルート設計から内航船の手配、陸上輸送を含めたオペレーション全体のコーディネーションまで一貫して担い、関係各社との連携を通じて円滑な輸送体制を構築した。
ドライバー不足や環境負荷低減への対応が課題となっていることを踏まえ、今後も内航船輸送や複合輸送の活用を進めていきたいとしている。

