ABB RoboticsとPSYONIC/ロボットの把持能力と巧緻性向上へ協業

2026年06月19日/IT・機器

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ABB Roboticsは6月19日、カリフォルニアの生体工学企業PSYONICと協業すると発表した。人間の義手使用から得られる実世界のデータを活用した新たなアプローチで、自律型汎用ロボット(AVR)の中核機能である把持能力と巧緻性(器用さ)の向上に取り組む。

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義手を使用する時の触覚・動作データを活用

同社によると、ロボットの器用さは依然として産業界にとって大きな課題となっており、ハンドの能力向上でエンジニアリング時間を最大30%短縮できる可能性があるという。

今回の協業では、ABB Roboticsの協働ロボット「GoFa」と、PSYONICのロボットハンド「Ability Hand」を組み合わせる。人間が義手を使用する際に生成される触覚・動作データを学習に活用し、これまで自動化が難しかった繊細で複雑な作業への適用を進める。

これにより今後、自動車や包装・物流、ライフサイエンスなど数多くの産業分野での新たな応用が期待される。

ABB Roboticsのプレジデント、マーク・セグーラは「次世代のフィジカルAIを開発する中で、ロボットは私たちと同じように世界を学び、理解するようになるだろう。PSYONICとのこの協業は、人間とロボットの間に長年存在してきた巧緻性におけるギャップを埋める一助となり、幅広い産業に新たな可能性を切り拓くものだ」とコメントしている。

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