日本郵船は6月19日、グループ会社のInternational Car Operators(ICO)がベルギーのゼーブリュージュ港で、RORO船向け陸上電力供給設備の運用を始めたと発表した。16日に日本郵船が運航する自動車専用船へ電力供給を行った。
RORO船向けに陸上電力の商用供給を行うのはベルギーで初の取り組み。日本郵船が運航する自動車専用船が停泊中に陸上電力を利用するのも初の事例という。
停泊中の船舶は、船上の発電機を停止し、ターミナルの陸上電力供給設備から再生可能エネルギー由来の電力供給を受けることができる。停泊中の船舶からの温室効果ガス(GHG)排出削減につながる。
この設備で供給される電力は、ICOがゼーブリュージュ港で運営する完成車専用ターミナルに設置された11基の風力発電設備によって発電された再生可能エネルギー。
ターミナルでは、陸上電源との接続設備を持たない船舶もこの設備を利用できるよう、接続機器やケーブルなどを用意している。現在は船舶1隻分の電力供給能力だが、今後、能力を拡張すれば複数隻への供給にも対応できる。
日本郵船グループはこうした取り組みを通じ、完成車ターミナルのグリーンターミナル化を進め、持続可能な社会の実現につなげる姿勢。
日本郵船/インドネシア・パティンバン港のターミナルに自動車専用船初寄港
