船井総研サプライチェーンコンサルティング(船井総研SC)は6月25日、外国人ドライバーおよび受け入れ企業向け業務支援アプリ「Coco-Logi Works(ココロジワークス)」の提供を6月1日に開始したと発表した。
同アプリは、船井総研SCとパックスクリエイションが共同開発したもの。外国人ドライバー、日本国内の受け入れ企業、登録支援機関の3者をつなぎ、運送現場で課題となっている「言葉の壁」や管理負担の軽減を図る。
物流業界では、2024年問題や慢性的なドライバー不足を背景に、特定技能制度を活用した外国人材採用への期待が高まっている。一方で自動車運送業で未経験者の外国人を育成し採用するケースは限られており、海外から直接「即戦力」を採用しているのが実情だ。
また採用後も、配送指示や現場特有の専門用語など日本語でのコミュニケーションが障壁となり、管理者の負担増や指示ミスのリスク、併せて生活サポート等を担う登録支援機関への委託コストなどの課題がある。
Coco-Logi Worksの特徴は、AIによる自動翻訳機能を持つ点。配送先やルート、積載物、注意事項などを管理画面から日本語で入力すると、AIが自動で多言語翻訳し、ドライバーへ配信する。対応言語は英語、ベトナム語、ベンガル語、タガログ語、ポルトガル語、インドネシア語、ネパール語、日本語の8言語。
物流業界特有の専門用語約200語を学習できる機能に加え、日本語能力向上に向けたテスト配信、学習進捗管理機能も搭載。さらに運転免許証やビザの期限管理、面談記録、緊急連絡先管理、お知らせ配信機能なども備え、外国人ドライバーの定着をサポートする。
船井総研SCは、ことし12月までに15社への導入を目指しており、今後も現場の声を反映した機能拡充を進める方針。外国人ドライバーの即戦力化と定着を支援し、持続可能な物流体制の構築につなげたい考えだ。
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