SBSホールディングス(HD)、東芝、Drive Electro Technology(DET)の3社は6月30日、物流分野での商用EVのさらなる普及を目指し、「既存車両改造(レトロフィット)EVトラック」「中古電池を活用した充電システム」「超急速充電」を組み合わせた統合モデルの実現可能性を検証する実証実験を開始したことを明らかにした。
実証実験では、既存のディーゼルトラックを電動化改造したEVトラックと、中古電池を活用した定置型蓄電設備を組み合わせ、物流拠点内での超急速充電の運用を検証する。
カーボンニュートラル実現に向けて電動車両の普及が進む一方で、商用EVの本格導入に関しては、充電設備の設置に伴うスペース確保やコスト負担、将来的に発生する使用済み電池の有効活用などの課題がある。
特に、都市部の物流事業では、充電時間の長さによる車両稼働率の低下と、インフラ整備の際のスペース面での制約が導入拡大のボトルネックになっている。
こうした課題に対して、実証実験では、SBSグループが東京都内に所有する物流拠点で、DETが既存トラックを電動化改造したEVトラックと、急速充電が特長の中古の東芝製のリチウムイオン二次電池「SCiBTM」を搭載した定置型蓄電設備を組み合わせ、充電の運用を検証する。
また、1台の充電器で複数台の車両を効率的に充電できるかを検証し、充電スペースの小型化や車両稼働率の向上の可能性についても確認する。
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