物流倉庫や工場向け自動化ソリューションを手掛けるROMSは6月30日、クラウド梱包アシストツール「梱包アシストAI」に、梱包作業と同時に出荷検品を行える「検品機能」を標準搭載したと発表した。
新機能は、梱包エリアで商品のバーコードをスキャンして検品を行うと同時に、AIが最適な梱包資材サイズを画面上に提示するもの。検品と梱包判断を同時に行えるため、作業工数の削減につながる。
また、梱包アシストAIで使用する既存のタブレットとスキャナーをそのまま検品端末として活用できるため、新たな専用機器の導入は不要。作業スペースの省スペース化にも寄与する。追加オプション費用なしで標準機能として利用でき、検品システム未導入の現場でも導入しやすいとしている。
同社によると、物流現場ではWMSなどによるデータ管理や自動倉庫などの大型マテハン導入が進む一方、梱包工程は依然として作業者の経験や勘に依存する場面が多く、自動梱包機の導入も商材やスペースの制限などにより課題となっていた。梱包アシストAIは、大規模なハードウェア投資を伴わず、ソフトウェアを活用して梱包業務の効率化を図るSaaS型ツールとして提供している。
梱包アシストAIは、3DパッキングシミュレーションとAI技術を組み合わせ、最適な箱サイズを推奨する支援ツール。商品の配置順や向きを3D表示で案内する点が特長だ。また商品サイズマスタの事前登録も不要で、商品名やJANコードからAIがサイズを自動推定する。導入現場では、1件当たり10~30円の配送料削減や梱包判断工数の削減効果が出ているという。
ROMSは今後も、現場の使いやすさを重視しながら、梱包アシストAIの機能拡充を進める方針。
ROMS/「梱包アシストAI」を、はぴロジのクラウド型流通統合システムと標準API連携
