エミレーツ航空の貨物部門「エミレーツ・スカイカーゴ」は6月30日、東アジアおよび東南アジアにおける航空貨物ネットワークの拡充を発表した。成田国際空港への貨物専用便を週1便から週2便へ増便し、関西空港向け週2便と合わせ、日本-ドバイ間の貨物専用直行便は週4便体制となる。
同社によると、2025/26会計年度に東アジア・東南アジアの12市場から輸送した貨物量は43万9000トン超となり、前年度比約5%増加した。今回の増便は、こうした需要拡大に対応するため。
成田便では自動車や電子機器、医薬品など日本の主要産業向け輸送需要に対応し、日本と中東を結ぶ物流ネットワークを強化する。
また香港向け貨物便は週37便体制に拡大。中国では河南省・鄭州向け貨物専用便を週3便運航する。シンガポール発貨物便も再開し、ムンバイ経由で週1便ドバイへ運航する。
台湾ではハイテク電子機器輸送への需要増加を受け、台北への貨物専用便を週1便から週2便へと拡充。
タイではバンコク向け週1便、ベトナムではハノイ向け週4便を維持し、電子機器、生鮮食品、消費財などの輸送需要に対応する。
同社のバドル・アッバス上級副社長は、「東アジアおよび東南アジアは、世界経済を支える先進技術製品、生鮮食品、eコマース需要を支える重要な拠点。貨物専用機に加え、旅客便のベリースペースも活用し、高い柔軟性と接続性を提供する」とコメントした。
同社は貨物専用機に加え、東アジア・東南アジア地域で週320便超のワイドボディ旅客便を運航。ベリースペースを活用した貨物輸送も強化している。特殊貨物向けでは、電子機器や生鮮品、医薬品などに対応する専門輸送サービスを提供している。
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