日本GLPは6月30日、東京都昭島市で進めている「ALFALINK東京昭島」プロジェクトのうち、物流施設1棟目に当たる「ALFALINK東京昭島3」の起工式を行った。
計3棟で総延床面積83万4278m2に上る開発計画で、今後11月に「ALFALINK東京昭島2」、2027年4月に「ALFALINK東京昭島1」と順次着工。2029年9月には3棟目が竣工する予定だ。
立地としては、東京駅まで車で約60分圏内。中央道「八王子IC」から約6.0km、圏央道「あきる野IC」から約8.4km、国道16号から約1.5kmにあり、都内へのエリア配送・幹線輸送の双方に適している。
またJR青梅線「昭島駅」、西武鉄道拝島線「西武立川駅」、JR中央線・青梅線・五日市線・八高線/西武鉄道拝島線「拝島駅」から徒歩圏内と交通アクセスが良く、住宅エリアも隣接。入居企業の安定的な雇用確保にも寄与する。
周辺には食品、自動車、精密機器等の企業が立ち並び、各産業の重要拠点が集積するエリアでもあり、西東京の物流ハブとしてポテンシャルは高い。
今回先行して着工した「東京昭島3」は、地上5階建て、延床面積約17万7500m2、各階にアクセスできるダブルランプウェイを備えたマルチテナント型施設。
大規模なマテハン設備の設置ができる約3万3000m2の大平面フロアや、最小約2600m2からのコンパクト区画、両面・低床バース区画のほか、将来的な冷凍冷蔵や自動化のための電力確保にも対応するなど柔軟性を持たせる。
屋上ターミナルも特長で、「ゼロ距離集荷」により配送リードタイムの大幅短縮、横持ち削減による配送コストと配送エネルギーの削減をまとめて実現する。
厨房を完備したレストランに開放的なオープンテラスを設け、玉川上水沿いの緑豊かな景観の中で食事を楽しめるなど、施設で働く人たちの「well-being」に向け就労環境も整える。
このプロジェクトは日本GLPにとって「相模原(神奈川県)」「流山(千葉県)」「茨木(大阪府)」「尼崎(兵庫県)」に続く5件目のALFALINKシリーズで、東京での開発は初めて。「Open Hub」という考え方のもと、ビジネスの場でありながら地域に開かれた共有空間ともなる構想だ。
約3.5ha(サッカーコート約5面分)の公園や、玉川上水沿いの緑豊かな遊歩道、日本建築や日本庭園、チャペルなどの既存建築を生かしたレストランやワークスペース、運動コートなどのリフレッシュ空間があるコミュニティエリアを整備する。
なお、日本GLPは、2025年3月のアレス・マネジメント・コーポレーションとの経営統合に伴い、ブランド名を順次「Marq(正式名称:Marq Logistics)」に刷新していく。既存施設は2026年9月より名称を「Marq」に変更し、それまでに竣工する新規施設は先行して「Marq」を使用。大規模多機能型物流施設「ALFALINK」については今後もALFALINKブランドとして展開を続ける。
■施設概要
施設名:ALFALINK東京昭島3
所在地:東京都昭島市代官山
敷地面積:約7万8000m2
延床面積:約17万7500m2
構造:地上5階建て、免震構造
着工:2026年6月
竣工:2028年6月末(予定)
認証取得:CASBEE認証(予定)、ZEB認証(予定)
設計/施工:JFEシビル一級建築士事務所/JFEシビル・南海辰村・合田特定建設工事共同企業体
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