LNEWSは7月23日、オンラインセミナー「物流維新2026[INSIGHT SUMMER]-知能化するロジスティクス-」を開催する。

日本の物流は今、歴史的な転換点に立っている。物流効率化法の全面施行や、経営層による物流統括管理者(CLO)の設置義務化など、物流はもはや一現場の課題ではなく、企業の存続を左右する「経営の核心」へと昇華した。
しかし、深刻な労働力不足という厳しい現実を前に、既存のやり方の延長線上では、この巨大な社会インフラを維持し続けることは不可能である。今、産業界に求められているのは、現場に蓄積された膨大なデータを「知能」へと変換し、人、車両、拠点を自律的に最適化させる「知能化」へのパラダイムシフトに他ならない。
本セミナー「物流維新2026[INSIGHT SUMMER]」では、日本の物流網を支えるトップランナーや、デジタル変革を牽引するフロントランナーを招聘。持続可能なサプライチェーンの構築に向け、物流「知能化」の具体像とその正体に迫る。
■開催概要
開催:7月23日(木)13:30~16:05(予定)
参加費:無料(要事前申込)
定員:200名
主催:LNEWS
■プログラム(予定※)
13:30~13:55…セイノーホールディングス
13:55~14:20…日本電気(NEC)
14:20~14:45…ドーモ
14:45~14:50…休憩
14:50~15:15…セールスフォース
15:15~15:40…日本郵便
15:40~16:05…Hacobu
※時間は講演により大きく前後する可能性有
■講演概要(予定)
[セイノーホールディングス]
デジタルツイン活用によるDX実践 ―─「調べる・比べる・決める」を変える倉庫選定

ロジスティクス戦略部 部長 兼 西濃運輸 執行役員
貫名 忠好 氏
≪概要≫
西濃運輸は、倉庫検索サービス「見つカル倉庫」に、”届けたい場所”と配送日数を起点とした業界初の検索機能を実装しました。倉庫・輸送の目安コストの自動試算、配送リードタイムの地図可視化、配送カバー率表示により、お客様はWeb上で戦略的な物流拠点検討が可能となります。本セミナーでは、この新機能をお客様との接点として、お客様より提供された実績データをもとにデジタルツインで物流拠点選定をシミュレーションする取り組みを紹介します。拠点の再配置・統廃合など多様なシナリオを事前検証することで、物流コストの最適化と将来リスクへの対応力強化を支援するDXコンサルティングの全体像をお伝えします。
[日本電気(NEC)]
物流変革の現実解を、共に探る。―物流の「4つのP」と共創コミュニティ―

ロジスティクスソリューション統括部
シニアプロフェッショナル
大久保 聡 氏
≪概要≫
物流現場では、労働力不足や規制対応の複雑化が進む一方で、変革は部分最適にとどまり、全体最適化は思うように進んでいません。
今求められているのは、人に依存してきた「理解・分析・対処」を仕組みとして再現可能にすることです。本講演では、なぜ物流変革が進みにくいのかをひもときながら、その突破口となる「4つのP(Purpose/People/Practice/Platform)」の考え方を解説します。さらに、企業間共創を促すコミュニティ活動や、物流データを活用したネットワーク最適化の実践を通じて、物流変革を前に進めるための現実的なアプローチをご紹介します。
[ドーモ]
システムはある。今こそ、会社の流れを変える「物流の一手」を。
既存データをAIでつなぎ、物流の困りごとを会社全体の改善につなげる一歩目

アカウントエグゼクティブ
吉田 裕紀 氏
シニアソリューションコンサルタント
佐々木 貴浩 氏
≪概要≫
物流部門には、出荷・在庫・配送・倉庫作業など、日々の業務から多くのデータが生まれています。しかし、データが業務やシステムごとに分断されていると、欠品、急な出荷依頼、配送コスト増といった困りごとの背景までは見えにくいものです。本セッションでは、物流・在庫・営業などのデータを部門横断でつなぎ、物流部門から会社全体の利益改善につながる一手を打つ方法を解説。AIを活用して既存データをどうつなぎ、現場が次のアクションに移れる業務アプリをどう作るのか、デモを交えてご紹介します。
[セールスフォース・ジャパン]
グローバル競争時代の物流営業戦略と営業力強化の鍵 ~顧客データ × ABM × AI~

ソリューション統括本部 B2Cソリューション本部
旅行・運輸・ホスピタリティ・建設不動産部
Director
苗加 咲子 氏
Senior Account SE
後藤 寿徳 氏
≪概要≫
Salesforceは物流業のお客様に対し、配送・設置業務の効率化、運送業者との連携強化、荷主体験の向上を支援し、FedEx社をはじめとする多数のグローバル物流企業でも導入されています。本講演では「営業」に特化し、顧客情報の一元管理を起点に、ABM(アカウントベースマーケティング)による提案力の強化、さらにAIを活用した営業効率化と迅速な対応を解説。実際のデモを交えグローバル競争を勝ち抜くためのヒントをお届けします。
[日本郵便]
日本郵便のロジスティクス

ビジネスソリューション推進部 LSC推進室
ビジネスソリューション推進部 部長 LSC推進室 室長
御手洗 正夫 氏
≪概要≫
日本郵便の強みは全国を網羅するラストワンマイルのネットワークにあります。そのネットワークと直結した倉庫アセットを活用したロジスティクスにより、最適コスト、リードタイム短縮、高品質で安定的な物流サービスを提供しています。
またEC市場の拡大による物流サービスの多様化や労働力不足などを背景として、物流の持続可能性が課題となっています。日本郵便では自動化による効率性と人手による柔軟性を取り入れた、ヒトとロボットの協働プラットフォームを展開するなど、多様化するニーズに柔軟に対応し、荷主様のビジネス拡大をサポートします。本セミナーでは日本郵便ロジスティクスの全容を実例を交えてご紹介いたします。
[Hacobu]
AI-Driven Logisticsの世界──物流現場で動き始めた、AIの実装地図

取締役執行役員COO
坂田 優 氏
≪概要≫
物流現場で、AIはもう動き出している──。分析・配車・請求書突合・OCRなど、AIによる業務変革がすでに静かに、しかし確実に進行しています。本セッションでは、物流DXの最前線で蓄積されたデータと知見をもとに、いまAIが実装されつつある業務領域を提示。荷主企業・物流事業者それぞれの現場で、AIをどう取り入れ、経営アジェンダへとつなげていくのか。Hacobuが見るAI-Driven Logisticsの世界をお伝えします。実装の現実解と、次の一歩を踏み出すヒントをお持ち帰りいただけます。
CLO特集/対談 CLO選任から仕組み化へのヒント【前編】誰を選ぶか