環境省は7月6日、東京港大井ふ頭の物流施設に運びこまれたコンテナからヒアリが確認されたと発表した。
専門家の同定により、コンテナ内部と積荷の表面でヒアリの働きアリ約1000匹、羽アリ約20匹、コンテナ周辺の地表面でヒアリの働きアリ約80匹を確認。今後、コンテナや積荷の消毒を行い、東京都とも協力して目視によるモニタリングや殺虫餌の設置を実施する。
環境省によると、6月19日に中国の厦門港(あもいこう)から当該コンテナを積載した船舶が出港。6月23日、東京港青海ふ頭に入港し、コンテナを陸揚げした。
6月29日、東京港青海ふ頭コンテナヤードから陸路でコンテナを東京港大井ふ頭の物流施設に移動。翌30日、事業者がコンテナの扉を開けて積荷を取り出したところ、コンテナ奥で多数のアリと、積荷に付着した少数のアリを発見し、殺虫処理の後コンテナを封鎖するとともに環境省に通報した。
環境省が7月1日、現場を確認すると、コンテナ内部に大量のアリの死骸を発見。敷地内ではコンテナ近くの植栽沿いに配置したベイト(誘引餌)に集まるアリも確認した。
環境省は、コンテナを開封した際などにヒアリと疑わしいアリを発見した場合、まずは刺激を避けつつ、どの箇所にどの程度の生きたアリがいるか状況を確認し、生きたアリの集団がいると思われる時はコンテナの扉を閉め、環境省地方環境事務所などへ速やかに連絡するよう求めている。
なお、ヒアリの確認は今年度13事例目、2017年6月以降の累計では184事例目となる。

