レジリエンス領域のプラットフォームを提供するスタートアップ企業Specteeは7月8日、次世代型サプライチェーン・リスク管理クラウド「Spectee SCR」に、「道路・河川カメラ」と「道路交通情報」を表示する機能を追加したと発表した。
Spectee SCRは、これまで同社が培ってきたリスク分析解析技術と、グローバルサプライチェーンを可視化するAIを組み合わせた管理システム。
今回、従来のリスク情報に加えて、現場映像や交通状況を地図上で一元的に確認できるようアップデートしたことで、災害発生時の初動対応や物流判断の迅速化を支援する。
新機能では、浸水や河川の増水、事故などの発生時に、工場や物流拠点、サプライヤー周辺の道路・河川カメラの映像と道路交通情報を地図上で重ねて表示。「どこで何が起きているか」と「現場へアクセスできるか」を総合的に捉えることで、操業可否の判断や代替輸送ルートの検討など、より実態に沿った対応が可能となる。
近年、自然災害の激甚化や交通障害による物流停滞により、工場や物流拠点、サプライヤーに大きな影響を及ぼしている。こうした有事の際、企業側には限られた時間の中で、現場の正確な状況把握が必要となる。
同社は2つの新機能により、危機の検知から現場確認、初動判断までを一気通貫で支援し、企業のBCP(事業継続計画)対応を後押しするとしている。
