ファーストアカウンティングは7月8日、新リース会計基準に対応したAIエージェント「Steward(スチュワード)新リース会計基準」が遠州トラックに採用され、TKCと連携して導入を進めると発表した。
新リース会計基準とは、2027年4月以後の事業年度から、原則すべてのリース契約を貸借対照表に計上することを義務付ける新しいルール。
トラックやフォークリフト、倉庫設備などリース契約件数が多く、紙での取り交わしも根強い物流業界において、新基準への対応ニーズは今後高まると見られている。
そこでファーストアカウンティングは、契約書の解析からリース判定、会計処理までを支援する独自開発のソリューションを提供。これを遠州トラックが採用した。
「Steward」は、弁護士ドットコムが提供する契約マネジメントプラットフォーム「クラウドサイン」に格納される契約書データを活用することで実現した。
クラウドサイン上に格納される契約書データと連携し、AIを活用したリース契約判定を自動化し、TKCの固定資産管理システム「FAManager」と連携する。
遠州トラックでは、契約書ごとの判定結果に担当者間で差異が生じる可能性や、監査法人への説明資料を作成する負荷などを課題視。新基準に沿った統一的かつ客観的な判定を実現するため、AIを活用したシステム導入を検討していた。
契約書管理システムから固定資産管理システムまでシステム連携できる点が決め手となり、「Steward」を選んだという。
2026年10月以降、過去契約書のAI読み込み運用を開始することで、AIを導入する前と比較して大幅なコスト削減効果を見込んでいる。
ファーストアカウンティングは、物流業界でのニーズを見据え、ソリューション導入を加速させるとともに、AI技術を活用して支援していきたいとしている。
■ファーストアカウンティング
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