アイリスオーヤマ、NLP協同組合、T2の3者は2026年7月17日、自動運転トラックと貨物鉄道を組み合わせて輸送する「モーダルコンビネーション」の一環として、アイリスオーヤマの製品を輸送する実証を九州~関東間で行ったと発表した。今後、定期的な運行を視野に連携を深める。
T2の自動運転トラックとJR貨物の全国ネットワークを融合した「モーダルコンビネーション」は、2025年にスタートしており、今回の実証ではアイリスオーヤマと、アイリスオーヤマが荷主として輸送を委託しているNLP協同組合が新たに参画した。
2026年7月9日から2日間、佐賀県鳥栖市のアイリスオーヤマ鳥栖工場から神奈川県川崎市のNLP川崎DCまでの約1100kmの区間でモーダルコンビネーション実証を行った。
T2がJR貨物と共同開発した31ft共用コンテナでアイリスオーヤマの炭酸水「CRYSTAL SPARK(クリスタルスパーク)」などを輸送し、輸送品質やオペレーション、環境負荷を検証した。
輸送は、アイリスオーヤマ鳥栖工場から福岡貨物ターミナル駅まで全国通運の陸送、福岡貨物ターミナル駅から京都貨物駅まで貨物列車、京都貨物駅からNLP川崎DCまでT2のレベル2自動運転トラックが担った。このうち自動運転区間は新名神高速道路の亀山西JCT(三重県)から東名高速の綾瀬スマートIC(神奈川県)までの約360km。
実証では、貨物列車から自動運転トラックへの共用コンテナの積み替え作業を遅滞なく実施できたほか、荷崩れなど貨物への影響もなかった。オペレーション・技術の両面で問題は発生せず、全体の運行日数は約2日で計画通りの結果となった。
今回の実証結果をもとに3者は今後、レベル4自動運転を見据えて定期的な運行を視野に連携のあり方を検討していくとともに、九州にあるNLP協同組合の他の荷主の貨物についても、同様にモーダルコンビネーションで関東へ輸送できるか協議を重ねる。
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