日本郵船は7月14日と15日に、熊本市の熊本城ホールで開催された「グローバル・ネイチャーポジティブ・サミット2026(GNPS2026)」に、プラチナパートナーとして参加した。
パネルディスカッションや分科会への登壇のほか、展示会でのブース出展を通じて同社グループの考えや取り組みを発表した。
GNPS2026は、自然を回復軌道に乗せるため、生物多様性の損失を止め、反転させることを意味する概念「ネイチャーポジティブ」の実現に向けた国際的な議論と連携を促進する国際会議。
2回目の開催となる今回のサミットには、企業、政府・自治体、国際機関、NGO、研究者をはじめ、国内外から2725人の関係者が集まった。
パネルディスカッション「海のネイチャーポジティブ」では、同社のサステナビリティ戦略本部長である筒井裕子常務執行役員が登壇、海洋生態系の保全と経済活動の両立について議論を交わした。
また、分科会「規制強まるバイオ燃料、気候変動と自然保全の両立探る―海運会社・荷主企業・金融・NGOが解決策を議論」では、サステナビリティ経営企画チームの藤原愛之チーム長が登壇。バイオ燃料やアンモニアなどといった多様な次世代燃料の選択肢を組み合わせながら、同社が脱炭素を進めていく重要性について説明を行った。
展示会「NATURE TECH!」では、「海への恩返し」をテーマにブースを出展。
バケツ一杯の水から採取した水域に存在する生物の種類や分布を調査できる、同社グループの運航船舶を活用した学術機関との共創プロジェクト「環境DNA調査」のほか、海洋プラスチック分布調査など、海洋生態系の保全に向けた取り組みを紹介した。
また同社は、GNPS2026で発表され、ネイチャーポジティブの実現に向けた行動の加速を呼びかける「ネイチャーポジティブな未来に向けた熊本の決意(熊本宣言)」にも賛同する意を示している。


