アセンドは7月23日、運送管理システム「ロジックス」を導入した静神運輸(本社:静岡県沼津市)が、精緻な原価データを根拠とした運賃交渉で、付帯料金の全額受け入れに初めて成功したと発表した。
静神運輸では、売上の多くを占める中距離帯の運行で赤字が発生していた。高速道路利用料金を自己負担していたほか、休日割増や車両指定料も請求できていない状態が長年続いていた。
「ロジックス」の導入により、距離帯と車格別に路線ごとの原価を可視化し、原価割れしている路線を特定し、その要因となっていた付帯料金について、数値データをもとに荷主と交渉した結果、要望額の全額受け入れにつながったという。
静神運輸はこれまでも、荷主との運賃交渉を行ってきたが、定量的な根拠の提示が十分とはいえず、一般的な物価推移に応じる形となっていた。
今回、自社の運行実態に基づく精緻な原価データを提示。勘や経験に依存した経営から、データに基づく運賃設定・交渉への転換を図った。
アセンドは、CLO(物流統括管理者)設置義務化や、適正原価の告示に向けた制度整備などを背景に、荷主・物流事業者双方において、物流コストや運賃の透明性が、今後より重要になるとしている。同社HPで静神運輸の事例について詳しく紹介している。
■静神運輸インタビュー
https://note.ascendlogi.co.jp/n/n2e360fbf0a5c
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