アマノは7月6日、工場や物流施設向けのクラウド型ナンバープレート認識入退管理システムを軸とした新サービス「ASAS(エイサス)」(AMANO Smart Access Service)を販売開始した。物流効率化とセキュリティ強化を両立し、送迎バス乗車入退管理やバース予約システム連携などを柔軟に追加できるのが特徴だ。
ASASは、車両と人の入退管理をクラウド上で一元管理するサービス。ナンバープレート認識により、施設出入口のカメラが車両ナンバーを自動認識し、登録情報と照合して入場可否を判定する。
入退場履歴はクラウド上で確認でき、登録車両やVIP車両、ブラックリスト車両の履歴表示、対象車両検知時のアラーム・警告灯連動、条件別検索、CSV出力にも対応する。標準機能として、在場数表示モニターと監視モニターを搭載し、施設内の通行状況をリアルタイムに把握できる。
またゲートレス運用とゲート設置運用の選択が可能で、効率化とセキュリティ強化を両立。工場や物流施設など多くの車両が出入りする施設のスマートな入退管理を実現し、守衛所業務の効率化、省人化・無人化、セキュリティ強化を後押しする。
オプションでバース予約システム連携も
さらにオプションサービスとして、来訪予約管理、バース予約システム連携、送迎バス乗車入退管理を用意する。
来訪予約管理サービスは、来訪者や納品業者の情報、車両ナンバーを事前登録し、QRコード付きの案内メールを自動送信する仕組み。車両ナンバーまたはQRコードによる認証でスムーズな入場を実現し、受付業務の効率化や来訪履歴のデジタル管理を支援する。
バース予約システム連携サービスは、他社のバース予約システムとASASをAPI連携することで、予約情報と車両入退管理をつなぐ。物流効率化法への対応を背景に、バース予約システムの導入が進む中、車両滞留の抑制や物流拠点の運営最適化を後押しするサービスだ。
送迎バス乗車入退管理サービスは、専用タブレットをICカードによりバス利用者の入退場を効率化する。災害時や緊急時の在場者確認にも活用できるという。
近年、工場や物流施設では、人手不足や物流効率化法への対応を背景に、物流DXの推進が求められている。一方で、紙による来訪受付や車両許可証の発行・回収などアナログな管理が残る施設も多く、守衛所での待機や受付業務の負荷が課題となっている。ASASは、こうした施設の入退場管理をデジタル化し、物流効率化とセキュリティ強化の両立を目指す。
販売開始日は2026年7月6日。販売価格は導入規模や設置環境、工事内容などにより異なる。初年度の販売目標は100レーンとしている。
アマノ/物流施設の入退場管理サービスを提供開始、一元化で人手不足に対応
