ロジテクノサービスは7月24日、東京都品川区のマクニカ本社にて、第8回物流研究会を開催した。
物流研究会は、2024年問題の現状や2030年問題に向けた課題解決への取り組みや事例、物流効率化の提案など、さまざまな物流課題に関するテーマをもとに、意見や情報の交換を行う目的で実施されている。
第8回となる今回は、70名以上が参加。物流事業者から港湾関係者、荷主、倉庫事業者といった、物流に関連したさまざまな業種関係者が集まった。
ロジテクノサービスの清島陽介代表取締役は、開会の際に「物流研究会も、今回で第8回。直接語り合って物流課題を少しでも解決できる場となることを願っている。競争でなく協業、協調によってシナジーが生まれることに期待。これまで、この会をきっかけに相互にビジネスにつながったという話を耳にしている。前回に引き続き、回を追うごとに規模が大きくなっていることに感謝している」と述べた。
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続く講演では、千葉テレビ放送の大林健太郎プロデューサーが登壇。
物流業界の人手不足という課題に対し、物流業界を外部からの視点と、その課題への対策について、マーケティングを軸としたプレゼンテーションを行った。
講演のなかで「これまでは良いサービスと良い商品を提供していれば人が集まったが、昨今は業種自体を知られていないと求職者の選択肢にすら入らない。そのために、募集側からも新しくやるべきことが増えている」と述べ、プロモーションや世間への周知も、業界の課題解決には重要であると語った。
講演終了後は、参加企業による各PRに加え、ゲストの大林プロデューサーも含め物流の現状に関する質疑応答や意見交換が行われた。
海コンマッチングを行うシステム開発企業からは「BtoBの業界を世間にどう周知するかが課題。就職先として選んでもらうにはどうすべきか」という質問が飛び、これに対し大林プロデューサーは「別の業界の話にはなるが、業務の実態が知られていなくても、社名が知れ渡っている例は多い。実態の周知を一旦置いてでも、業界外にも認知を広げることが重要」と回答。
また、海コン業界の昨今の事情として「中東情勢を受けて運賃が上がったことで、割に合わないという理由で、港に船がいるのに動いていない例が見られる」「運賃の上昇が起こっても、ドライバーの給与には反映されていない」といった声が聞かれた。
意見交換の後は交流会が実施され、多種多様な業種の企業同士が、名刺交換などを通じて交流を行った。
なお同研究会は定期的に開催されており、参加者は回を追うごとに増加。次回は9月に開催が予定されている。
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